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売上債権の回転率を分析

流動資産回転率は、売上債権回転率と棚卸資産回転率とにわけられます。

売上債権回転率は、

売上と、売掛金・受取手形などの売上債権との割合をいい、

次のような算式で計算されます。





売上債権回転率 = 売上高/売上債権 (365日÷回転率 = 回転期間)



これは、 売上債権がどのくらいの期間で

現金として回収されたのかを表しています。

この回転率が高いほど、売上債権が早く回収され、

売上高の回収がスムーズに行われていることを表しています。

百貨店やスーパーなど、現金販売を行っているところでは、

この回転率は高くなります。



しかし、一般的には現金販売はまれで、信用取引が行われていますから、

売上代金は売掛金や受取手形に形をかえて、眠ってしまうことになります。

たとえぱ、原価7万円の商品を、月末締めの翌々月5日に代金を支払う約束で

4月1日に10万円で販売したとすると、購入資金の7万円は、

販売した段階で10万円の売掛金に形をかえます。



そして、支払日の6月5日にさらに半年後支払いの手形をもらったとすると、

10万円の売掛金は受取手形に形をかえ、

さらに6力月後の12月5日を待つことになります。

この結果、資金は約8ヵ月間、

売上債権に形をかえて眠ることになるわけです。

つまり8ヵ月を経過しなければ、その資金で

次の取引のための商品を購入できないわけですから、

この期間が長くなればなるほど、資金繰りは悪化します。



この売上債権回転率は、

売上の回収状況をみる指標として有効に活用するべきです。





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