儲けの現在位置をつかむ
損益分岐点とは、利益も損失もでない採算点のことです。
たとえば、この損益分岐点の売上高より実際の売上高が
15%上回っている会社ならば、
不況時に売上が15%減っても赤宇になりません。
また、実際売上高が損益分岐点売上高を5%上回っているだけだと、
その会社の売上高が5%減れば利益はなくなり、
6%減少すれば赤字に転落します。
ですから、実際売上高が損益分岐点売上高の
どの位置にあるかがわかれば、
その会社の不況抵抗力を知ることができます。
損益分岐点売上高からみて、
実際売上高にどのくらいのゆとりがあるかをみる比率に、
損益分岐点比率と安全余裕率があります。
損益分岐点700万円、実際売上高1,000万円の会社だと、
比率は次のようになります。
損益分岐点売上比率 = 損益分岐点売上高 /実際売上高
= 700万円/1,000万円×100 = 70%
安全余裕率 = 1 - 損益分岐点比率70% = 30%
つまり、この会社では、売上が30%減少しなければ、
赤字にならないことを示しています。
損益分岐点比率が小さければ小さいほど
また安全余裕率が大きければ大きいほど、
不況抵抗力の強い会社だということになります。
優良企業の損益分岐点比率の平均は75%以下で、
普通の水準は76%から85%程度です。
86%以上の企業は警戒を要します。
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