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負債比率が高まると安全性は低下する

高度経済成長期は作れば物が売れる時代でしたから、

会社はどんどん設備投資を行いました。

設備投資のための資金は、借金によってまかないました。

それに伴い、支払利息などの費用が発生しましたが、

それを上回る利益が得られ、拡大再生産を支えていたのです。




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しかし、低成長期になり、売上の伸びが期待できなくなると、

利息や借入金の返済金が、資金繰りを大きく圧追することになってしまいます。


このような不況時の企業体質をみるために利用されるのが負債比率です。


負債比率は、自己資本の何倍の負債があるかを示す指標です。

たとえば負債が7,000万円、自己資本が3,000万円だとすると、

次のようになります。


 負債比率 = 負債÷自己資本 = 7000万円÷3,000万円×100 = 233%



この例では自己資本の2.33倍の負債があることを示しています。


不負債比率が高まれば安全性は低くなり、低くなれば安全性は高くなります。

負債比率の理想値は100%以下が望ましいとされていますが、

わが国では自己資本比率が低いため、200%を超えているのが現状です。





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