『内部監査』とは
未上場会社においては、内部監査は行われていない場合がほとんどです。
しかし、経営方針の微底や業務が的確で正確にすすめられなければなりません。
さらには、経営効率の確保がひつようですし、
経営管理サイドの要請や、上場審査への対応という観点からも、
諸規程の遵守状況をチェックする内部監査部門を設置し
社内体制を整えていく必要があります。
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いま、さかんに取りざたされている内部統制で要請されている
内部統制報告書の作成、開示、内部統制監査においても、
内部監査は重要な役割を担うことになります。
とくに、上場審査においては、
この内部監査の実施状況、すなわち適切な内部監査規程の整備と
その運用の実績があるかどうかについて審査を受けます。
今となっては、笑い話になってしまいましたが
最近のように企業の不祥事がうるさく取り上げられることがない頃は
上場審査においては、内部監査は
さほど大きな比重を占めるものではありませんでした。
ややもすれば、上場して歴史の長い企業では
有名無実な部署になっている企業すらありました。
主幹事の証券会社からも
「上場して2~5年で無人部署になってもいいですから
定年近い人を、社内か社外から招いて就いてもらってもいいですよ」
と耳打ちされたこともあるほどです。
ちなみに、内部監査は次のようにして行われていくのが通常です。
監査計画
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実施
↓
講評
↓
経営幹部への報告
↓
当該部署への改善要請
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05:12 | Tb (0) | Page Top ▲
内部統制セミナーを受講
内部統制セミナーを受講してきました。
今、内部統制に関するセミナーは、どこも受講希望者が多くて、
キャンセル待ちまで出ているとのことです。
私も大阪会場希望でしたが、申し込んだ時にはすでに定員オーバー。
近隣では、高松会場が定員間際とのことで
スベリ込みで、かろうじて受講票をゲットできたほどです。
とにかく、受講者の熱気がすごい!
しかも、受講者が全員ダークスーツ。
有報作成や税法改正などのセミナーならば、
ちらほらと、女性が目に付くことが多いのですが、
今日はいっせいにダークスーツとメガネ。
しかも年配者ばかり。
こんな場合でも平気でカジュアルフォームで参加する私ですが
さすがに今回は、一人だけ浮いたようで、
数年ぶりに『場違い者』という視線を浴びてしまいました。
やはり、こういうセミナーは、有料でも参加したほうがいいですね。
制度が形になっていく過程で、新しい案が急に持ち上がったり、
または、消滅したりする紆余曲折の裏話や
こぼれ話が聞けたりするので
制度の本音の部分、目指すところの真の狙いがよくわかります。
内部統制は、非常にわかりにくい制度になっていますが、
それは金融庁の思惑が大きく関わっているのが大きな理由なのですね。
そもそも「大株主の状況」まで内部統制に
「明文」で含まれるの疑問でした。
金融庁が関わっていることで、西武問題がその背景にあるようです。
ITについては、カネボウやライブドアがその背景にあるのでしょう。
わずか5時間で、200ページを越すボリュームの資料。
セミナー終了して、帰途の新幹線では、
流石にウトウトしてしまいました。
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20:17 | Tb (0) | Page Top ▲
アメリカでは内部統制不備でSECが調査
昨年から、内部統制がいたるところで話題となっています。
経理実務面では、昨年11月21日に
「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」
(実施基準)の公開草案が公表されたことを受けて、
関係書籍や実務誌で大きく取り上げられはじめました。
最初は、肝いりで表舞台に飛び出した内部統制でしたが、
いざ各企業に普及させようとした場合に、いろいろな課題や問題が浮上し、
狙いはわかるが、本当に導入し実践するのも難しく、
さらにはそれを監査するする側もどこまで踏み込めばいいのか・・・?
と、実務者レベルでの懐疑的な意見が主流を占め、
この1年ほど鳴りを潜めていたかの感があった内部統制でした。
この内部統制、本場のアメリカでは、内部統制不備のため、
SECによるペナルティが課せられた企業があります。
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米国オレゴン州のラティス社は、
2003年第2四半期及び第3四半期の四半期財務諸表において、
内部統制上の欠陥によって誤った情報開示をしたとして
SECから排除措置命令が下されています。
具体的な罰金などは現段階では不明です。
内部統制上の欠陥ということですが、明確な事実の公表はなく、
会計処理を行うにあたって適切に職務が分轄されていなかった
ためとしています。
つまり、経理で取引に基づいて仕訳を切り、
それを総勘定元帳に転記するまでの過程が
適切でなかったとのことです。
現実的には、仕訳帳を作成して総勘定元帳に転記するのは
コンピュータで処理する現在の会計実務では
仕訳から総勘定転記までは一連の流れであるから、
同社では、会計処理を行うにあたって経営者の適切な承認を
得ないで処理したということのようです。
この事実の確認のため、SECが調査し、
事実が判明したということです。
ここで、内部統制の重要性というか、怖い部分として肝に銘じたいのは、
内部統制違反に対しては、
1 SECが乗り出してくるということ
2 命令や罰金が課されるということ
これらはあくまでもアメリカでのことですが、
いずれは近い将来、わが国もそうなる可能性があるということです。
会社は、経営していくなかで、利益を出し、社会にも社員にも
貢献していくことが最終目的ですが
その利益を出していく過程が、
ガラス張りのように規則ルールでがんじがらめにされなければならない現在。
会社運営というものがどこまで難しくなっていくんだろう思います。
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